プラスチックの使い過ぎによる重大な環境汚染
プラスチックが海洋の環境汚染の大きな原因となり、世界的な大問題になっています。
石油を原料としたプラスチックが最初に作られたのは1868年アメリカですが、大量生産が始まったのは1950年以降です。
便利なプラスチックは世界中で大量に生産されてきましたが、使い捨てにされ、放置されたプラスチックゴミは最終的に海洋に流れ着きます。
海洋を漂うプラスチックは、海洋生物が食べて物理的に消化管が詰まって死ぬケースが以前から報告されていました。
2018年末にも死んだクジラの胃から、約6キロのプラスチックが出てきたことがニュースとなりました。
また放置されたプラスチック類は、紫外線などにより小さな粒子のマイクロプラスチックとなり、深刻な海の汚染を引き起こしていることが近年大きな問題となってきています。